内容説明
局員によって変わる切手料金、ヘアスタイルを勝手に決める美容院、半年待っても引けない電話……住んでみたらトラブルと驚きの連続。納得できないことばかり起こるけど、「ま、いいか」と最後は笑って、心が温かくなってしまう不思議な国イタリアに魅せられて15年。人生を面白おかしく過ごす愉快なイタリア人の「元気の素」満載のエッセイ集。
目次
第1章 不可解なイタリアの郵便事情
第2章 イタリア電話事情の奇々怪々
第3章 驚きのイタリア交通事情
第4章 イタリアで家を買ったら…
第5章 とってもエラソーなイタリアの銀行
第6章 イタリア人はどうして憎めないのか?
第7章 トラブルに巻き込まれたときのイタリア式解決術
第8章 観光地にはびこる悪徳商売には気をつけよう
第9章 アモーレの国、イタリア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しあん
21
これ、20年くらい前の本なのですが、未だにイタリアではこの状態らしいですよね。読む分には愉快だし、憎めない人たちだけれど、観光で行くならいいけど、住むのは絶対嫌だなぁと思いました。2019/10/07
みみっちい二十九
4
イタリアですっごく暮らしたくない(笑)郵便、電話、交通、不動産、銀行、何もかもがおかしい。すごいの一言。2013/06/22
grace
2
めちゃくちゃ楽しく読みました。内容はかなり前のイタリアとはいえ、きっと今でもこんな感じなんだろうなぁ(笑)と、実際に生活していないから、書かれている「ひとごと」がとってもおかしいし、人が読んで笑えるようにきちんと客観視した楽しい文章になっている、けど、この中身でこのタイトルはいいのか?というのはちょっと面白い。イタリアで郵便が届かない話、そういえばハルキさんもどこかで書いていたなぁ~。2011/07/13