内容説明
あるく魚―というのはおれのことである。水の中にゆっくりしていればいいものを陸にあがってきてうろつき回り、息ぎれしてアップアップしている。(あとがきより)小説を書き、映画を撮り、焚火を囲み、酒を呑む。東奔西走、八面六臂、“慌ただしいドタドタ人生”を送る超人シーナ。その1995年から96年の1年半を記録した驚異の日記。あまりのパワフルさに絶句する毎日を、本人撮影の写真多数を添えて公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
9
内容(「BOOK」データベースより) 小説を書き、映画を撮り、焚火を囲み、酒を呑む。東奔西走、八面六臂、“慌ただしいドタドタ人生”を送る超人シーナ。その1995年から96年の1年半を記録した驚異の日記。あまりのパワフルさに絶句する毎日を、本人撮影の写真多数を添えて公開。 2009/03/11
たか。
5
想像以上の忙しさ。連続して家にいることが、この頃はほとんど無いのでは。この頃の椎名さんは超多忙なマルチタレントって感じですね。多忙でもしっかり遊んでいるところも椎名さんらしい。2014/05/13
takatakari
3
*1995年から96年の1年半を記録した日記。あまりの超多忙さとアルコール漬けの毎日に驚く。そんな中でも奥様が海外出張に行く際の空港への送迎を、毎回欠かさずしているのがいい。2016/03/26
KAHYA
2
95年から96年にかけて『青春と読書』に連載した「よざれ旅日記」を1997年に「あるく魚とわらう風」と題して刊行され、2001年に文庫化されたたもの。以前に一度読んでいる。2016/02/12
カンパネルラ
2
ほとんどが行動記録なエッセイ。文章のほとんどが移動の記録で内容と云うようなものがほとんどないのだが、所々にちょっとだけある文章らしいものには魅かれる所もある 2010/03/10