内容説明
「生きていくのが上手な人」とは、相手と自分とはちがう人間だということをからだで理解している人、「下手な人」は、それを理解していない人である。人間関係で悩んでいる人は価値観、好み、趣味、願望、性質それらすべてをふくめて、「人はちがう」ということに気がついていない。(「著者のことば」より)人間関係がうまくいかない人、劣等感に悩む人、生き方に自信が持てない人――すべての苦しむ人たちを救う書。
目次
1章 人はちがう―自分と相手の心理学(三つのメリット まちがった努力は報われない ほか)
2章 生きやすい人、生きにくい人―悩みの心理学(人はなぜ悩みから抜けだせないのか? 人間の性格は七つの要素からなる ほか)
3章 人はなぜ「生き下手」になるのか―子育ての心理学(子どもの気質を無視した子育て 親も子どもを選べない ほか)
4章 長所で勝負―憎しみの心理学(人は人を愛することで成長する 自分の人生にはどのような可能性があるのか ほか)
終章 劣等感を自信に変える―人生の心理学(人のまねをしても幸せにはなれない 「もっとがんばらなければ、もっとがんばらなければ」 ほか)