内容説明
“ビール命”の著者は「泡仕掛け人間の考えているしょうもないことをつづっただけの本」などとケンソンしているが、信じないほうがよい。怪しき想念とともに、哲学的考察や文明批評も挿入された、笑えるけど油断のならぬエッセイ集。過激な刺身ファンの心境と体験を語った「刺身偏愛」から、キョーフの大腸検査の顛末「怪しいケツメド探検隊」まで全12章。現代版『草枕』を思わせる作品もあるのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
50
ジャンル分けに困る、とはシーナさん自身が書いている通りだろう。エッセイの中にいきなり回想の一部として、小説の断片が乱入してきて、エッセイを引っかき回す構造が、どの作品にも現れる。これが「麦酒主義」か?(……ちがうと思う・笑)。読メ登録後の椎名誠本は、ほぼ探検隊ノリが多かったから、この本は異色だ。とはいえ、もうひとつの椎名誠世界も読まなくてはね。2019/02/24
ソラ
14
内容(「BOOK」データベースより) “ビール命”の著者は「泡仕掛け人間の考えているしょうもないことをつづっただけの本」などとケンソンしているが、信じないほうがよい。怪しき想念とともに、哲学的考察や文明批評も挿入された、笑えるけど油断のならぬエッセイ集。過激な刺身ファンの心境と体験を語った「刺身偏愛」から、キョーフの大腸検査の顛末「怪しいケツメド探検隊」まで全12章。現代版『草枕』を思わせる作品もあるのだ。 2009/04/06
mawaji
8
義父の書架より手に取ったら私の蔵書印が押してあったのだ。25年ぶりくらいの再読。昭和軽薄体で綴られるスーパーエッセイは、当時40代と思われるシーナマコト氏の最も油の乗っている時期のもののひとつであろうと懐かしい気持ちで読みました。軽薄体ではあるけれどシーナ氏はきちんと国語辞典を紐解いていました。エライのだ。シーナ氏のキーワードは「怪しい」に尽きるということで、ケツメド探検隊が本書の中では傑出しており、電車の中で読みながら吹き出してしまったのだ。氏のフサフサした黒髪は脂ダラダラ牛糞リンスのおかげだったのか。2025/12/21
読み人知らず
7
エッセイなのか創作なのか図りかねる作品であったがどうやらその通りであいまいであった。面白いんだけどね。岳も大きくなったし。2016/04/09
まのん
6
タイトルに惹かれて買ったわけだけどタイトルと内容には大して繋がりがあるわけでもなく、そして少しずつ寝る前に読み進めてみたけど何一つとして覚えている話がなく、徹頭徹尾地頭のいい(重要)酒飲みのつれづれなる戯れ言であった。2014/06/11
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