内容説明
事故原因を究明中、衝撃的な映像がノートン社を直撃した。事故の瞬間を写した乗客のビデオテープがテレビ放映されたのだ。飛び交う悲鳴、壁に激突する乗客。さらに煽情的なテレビ局が、ノートン社の企業責任を追求しはじめる。マスコミの激しい圧力に、追い詰められていく事故調査チーム。やがて、大事故の裏に浮かび上がる戦慄の事実とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ymg
3
マスコミとか航空機業界の裏側すべて見せますって感じ。SFじゃなくても一気に読めたね。2011/09/22
レイス
2
面白かった。SFではないけどクライトンは科学的説明をしっかりしてくれるので楽しい。飛行機の安全性能について勉強になった。メーカーと運航会社のしがらみというか、航空の問題とか、マスコミの報道の仕方とか勉強になった。それらの問題は解決することはないけど、当座の問題を地道に、負けずに、頭を使ってクリアしたラストは爽快だった。しかし、あちこちの悪役たちのその後は現実的だった。そして事故の犯人も現実的にはぼやかされてしまうのか。切ないのう。2025/01/19
yasu7777
2
★★★★☆ 稲沢3289-172022/01/09
May
1
読了14作目。2000/04/01
ことよん
1
久しぶりに、クライトン作品、読みました。面白かったです!飛行機の話というより、航空業界の話が書かれていて、そこの人たちの動きが、ハラハラしながら読めました。2021/12/02