北京報道七〇〇日 - ふしぎの国の新聞特派員

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北京報道七〇〇日 - ふしぎの国の新聞特派員

  • 著者名:古森義久
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2014/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569612980
  • NDC分類:302.22

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内容説明

前に進まないウサギ、姿を消す猫、空飛ぶブタ……、中国報道はまさに「ワンダーランド」だった。自他ともに認める第一級の国際報道記者が迷い込んだ「一見ふつう」だが「根底が異常」な世界とは?ベトナム報道、ワシントン駐在、ボーン上田賞受賞と、国際報道畑で折り紙つきの実績をもつ古森氏は、1998年12月から今日まで、産経新聞中国総局長として七〇〇日の北京駐在を経験した。馴れ合い、当局の恫喝、尾行、盗聴、インターネットの傍受など、そこで出会った「日中友好」報道の「不可思議」と「非常識」の数々を、報道慣行のタブーを破って赤裸々につづる。主な内容は、「アリスも驚くふしぎなふしぎな『日中関係』」「法輪功が中国を揺がす」「間違いだらけの中国援助」「曲り角を迎えた中国援助」「中国恫喝外交の誤算」など。閣僚の靖国神社参拝にまで苦情をいう「恫喝」外交が、お題目としての「日中友好」の実態を白日のもとにさらす日は近い。

目次

1 ふしぎの国の国際報道記者(アリスも驚くふしぎなふしぎな「日中関係」 北京報道700日の真実 法輪功が中国を揺がす)
2 対中援助を削減せよ(間違いだらけの中国援助 日中「友好」という幻想 曲り角を迎えた対中投資)
3 中国外交の誤算(中国恫喝外交の誤算 「米中新時代」の虚実 日中関係は「変化」した)