内容説明
解き放たれる、私の肉体。
性の歓びが光る波となって、私を陶酔の海へと導いてゆく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
6
75点。女性側からの性、性欲が語られる。作者は女性だし、オナニー描写についても嘘がないだろう。男を誘う女の描写は生き生きしている。特に良かったのは「煙草」「ピンクガールの冒険」「暗く、長い長い道」「かたつむり」だ。主人公は中学生、大学生、新入社員、中学生で、性の目覚めの時期を描いているものに秀作が多いとわかる。「あれ」を触ったときの驚き、入ってきたときの喜びが何のてらいも無く語られていてすがすがしい。「暗く、長い長い道」は女性作者が倫理的非難なしで強姦する男の心情を描ききっているところが凄い。2024/06/11
おさと
5
もっとイタリアの話が多いのかと思ったらそうでも無かった。三流AVのような話。2013/08/14
鴨ねぎ
2
13も物語いらない、少なくして雰囲気を考えた文章にした方が読み手を誘導できるかと思います。ストレッチなしで走り出して～ゴール、表彰、参加賞もない感じ。女性がすぐズボンの上から触らないでしょう、ベットの猫、結びつけるのは無理かな～。牛舎でやるのは〜ストーリーがダメかな。 コルトレーン〜がよいくらい？美術史学んだカナと食事、音楽を聞き、愛へ導くのを1つの小説にした方がいいかな？ この作家のは読まないかな？2024/10/26
さざなみ
2
坂東真砂子の本は初めて。 こんな本を最初に読まれた作者も、読者（私）も戸惑うことでしょう。 年寄りの暇つぶしには若返ってよかったかな？2013/10/04
蘭丸
2
「コルトレーンと魔法の綿菓子」がすき2013/07/03
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