内容説明
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昔話ならではのリズミカルな語り口調がおとぎの世界へと誘う、初版グリム童話。語り手が口を開き、聞き手が耳をかたむけた瞬間、呪いをかけられた王子がお姫さまと恋に落ち、魔法使いが生き生きとよみがえる──。下巻には『鵞鳥番の娘』『おいしいお粥』などよく知られた話をはじめ、『夏の庭と冬の庭の話』『山男』など、初版にしか載録されなかった不思議な味わいの物語、53話を精選して収録。美しい挿絵も多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あずきずき
3
気に入った話を、白水社の初版グリム童話と読み比べしてみたが、訳者の違いで かなり雰囲気が変わり面白い。訳の好みが分かれると思うが、私は 乾氏の訳が 形容詞が少なく情緒的でもなく 会話の場面が自然で好ましかった。2016/07/10
unknown
1
厳選収録であり、初版の話が全て収録されているわけではないので注意(上下巻のどちらにも「子どもたちが屠殺ごっこをした話」あたりの話は収録 されていなかった)。とにかく色んなところを切り落とされまくってるが、首を切り落とすと元の姿に戻るなり何らかの救済なりに繋がる話がいくつも見られるのは興味深い。2012/01/31
M a i n *゚
0
借2011/01/23