内容説明
「私は毎日だれかをお送りしているが、お礼をされたことはいまだかつて一度もない。お送りするものが会社の車、つまりJRの電車で、私がJR中央線の車掌だからだ。……一見華やかに映る中央線車掌の「光と影」の「影」の部分をすなおに述べてみたい。JRという巨大企業の、とてつもなく大きな歯車のほんの一部を担っている一現場社員の声とドタバタ劇は、利用される皆さまのJRへのさらなる理解と愛着を得られるものと確信する。」(冒頭より)車掌の職業病である腰痛について、駅から0分の職場について、職員内の差別といじめの実態……柔らかな書き口でファン多数、車掌の日記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
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19991114読了 図書館借
rbyawa
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c102、大抵のこの手の「秘密」と名前の付く本と同様に、業務内容ならでは、他にはないという内容ではあるものの、まあ秘密があるかっていったらむしろ東労(東日本鉄道労働組合)の国労苛めくらいじゃないかな。ええと大雑把に国鉄時代の労働組合のことでその差別たるやあとちょっとで暴力というレベルでした…多分書いてないけど越えたことあるよね? これ。中央線で東京から高尾間を延々と乗務、するわりに長いこと吉祥寺が田舎だと思ってたり、住んでるところが社宅の武蔵境からJR系マンションの八王子って中央線しか知らない人かしらww2012/10/20