内容説明
大物プロデューサーの後押しで晶は大舞台の主役に抜てきされる。その身辺で、次々と起こる奇怪な殺人事件。容疑者にされた晶自身にも、刀根の魔の手が忍び寄る。シリウスは正体を現すのか？ 晶を守るべく苦闘する伊集院大介の前に、数々の謎が立ちはだかる。名探偵、殺人鬼、魔人の死闘！ 長編ミステリー。（講談社文庫）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
9
伊集院大介とシリウスの直接対決が見たいんですが・・・。刀根が晶の周りに出没したり最後は少し期待を持たせましたがちょっと微妙かな～。『天狼星』シリーズのようなシリウスが見たいですね～（笑）2011/09/25
こかち
8
解決編。もぉー！アキラってばどうしてそんなに自分勝手に動いて…！という毎度のイライラはありつつ、終盤のメンタリストＤＡＩＳＵＫＥの精神分析と推理は凄かった。推理というより想像じゃない？！と思うのですが、伊集院大介だからいいのです。最後は、アキラくん、やってはいけないことをしましたね。なってはいけないものになりかけてしまいましたね…。2016/10/08
ako
8
胡蝶の様に精神が弱すぎおかしくなってしまうのは見ていてハラハラするけど、晶の様によく失神するくせに謎を解こうと興味本位で危険に近寄ったりするのは見ていてイライラします。でも晶に対して敵対視してくる人達に対して言い返したり睨み返したりする強さは胡蝶にはなかったのでスッキリしました。従順な刀根を可愛いと思える晶は十分飼い主としてやっていけそう。舞台で一人二役をすることになりましたが、それをきっかけに晶は純粋な部分と悪の部分が同居する人間に成長しそうな予感。2015/06/09
ホームズ
4
晶はどうなってしまうのでしょうか（笑）2000/06/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
新 天狼星 は 竜崎晶の視点での話しです。 真 天狼星 は 第三者の視点での話しです。 新 天狼星 を 先に呼んでおけば、 真 天狼星 が 三倍面白く読めます。 全体を通して、世相を反映しているのは分かります。 犯罪者も人間であることは分かります。 栗本薫さんが，このシリーズで，何がいいたいのかがよくわからないところがありました。 もう一度、天狼星 シリーズを全部読み直して見ます。2012/03/13
