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内容説明
双子のフットボール選手、マークとルーカス。弟を愛するがゆえ、自分の中にある “スター性” を恨むマーク。彼らのたどる皮肉な運命を、イラストレーター・メイベリの目をとおして鮮やかに描く、感動のグッドバイ・ストーリー。表題作ほか「オリジナル・シン」「タイタンへの招待客」収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまこ
3
もうマークの気持ちを考えると切なくて、涙が止まりませんでした。愛するルーカスの為にそこまでするのかと…絶対報われないルーカスへの想い、ルーカスの為に自分を押し殺し、ルーカスの為に生きるマークの姿が痛々しく切ない。最後のマークの試合のシーンはデイルと同じ気持ちになってしまいました。秋里先生はやっぱり凄いです！この作品を勧めていただいた今西様有難うございます。私も同じく、BL好きの原点は秋里先生の作品に間違いありません！2012/04/13
風祭
3
すごく面白かった。双子なのに圧倒的なオーラを持つ兄は、弟を愛するが故に、自分の実力を隠そうとする。弟が好きでたまらないのに、必死で気持ちを隠し、最後は弟のために死をも選ぶ・・・デイルへの気持ちも少しはあり、デイルを選べなかったからこその死だとも思いたいな。同時収録の「原罪」は、幼い頃からマークがどれだけルーカスを偏愛してたかがわかるものになっている。秋里さんような骨太な作品、やっぱ好きだなぁ。2010/08/12
