講談社文庫<br> 美神の黄昏

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講談社文庫
美神の黄昏

  • 著者名:宇神幸男【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2015/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062647700

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内容説明

偉大な指揮者フルトヴェングラーのタクトから、ナチスの秘密文書がでてきた。そして世界征服の象徴・聖槍からは、ナチスの隠し財産のありかを示す地図。この両方を手に入れたピアニスト島村夕子は、秘宝を追い求めイタリアへ。だが仲間を惨殺され、自身にも危機が忍び寄る! 音楽ミステリーの最高傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

TheWho

12
音楽評論家で、市役所勤務と云う異色の作家の著者が、美貌のピアニストを主人公にナチスの秘宝の探索に絡むネオナチとの抗争を描く音楽歴史ミステリー。物語は、急死した伝説のピアニストが遺したキリストを貫いたと云うロンギヌスの槍と、伝説の指揮者のタクトに、ヒムラーのナチスの秘宝の在り処が示されている事に築いた主人公の秘宝探索行に、同じく秘宝を追うネオナチが絡み壮絶に展開していく。当初誰が主人公かと当惑される展開と、音楽ミステリーとの謳い文句、そして主題である秘宝の探索の意義等何とも辛い点もある微妙な一冊です。2017/11/28

水戸

1
音楽用語や説明がたくさん。主人公たちの経路が、旅行記もかくや、というようなレベルで紹介されていました。重厚さを描こうとしている描写でしたが、私はそこまで踏み込めず、軽いタッチで読み進めました。クラシック音楽に対して造詣が深ければ、とても楽しめたのかなぁ。2018/04/21

Jimmy

1
宇神幸男の音楽4部作(といっても宇神はこの4作品しか残していないみたい)の4作目で、はっきり言って今作は蛇足だったかな。それまでの3作品はそれぞれに味わいどころがあったけど、4作目はナチの追跡をかわしながらヒムラーのお宝探し、ってなわけですが、あんまり純粋に逃亡劇の面白さは薄い。お宝探しの興味も薄い。せっかくのシリーズキャラクターも生かせていないし、ちょっとなぁ。2006/02/21

ニョンブーチョッパー

0
2004/04/30

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