内容説明
一般社会から隔絶した想像を絶するヤクザ社会を徹底解説。博徒とテキヤの違い、男たちを結ぶ盃の意味、背負った代紋の重み、おとしまえのつけ方、日々の稼ぎ=シノギの方法、勢力分布図、そして一般社会にも活用できる強固な組織の作り方と管理・戦略論……知られざるヤクザ世界の実態と文化が分かるヤクザ入門書。
目次
第1章 ヤクザ入門(博徒篇 テキヤ篇 愚連隊篇 愚連隊列伝)
第2章 ヤクザ考現学(ヤクザと「盃」 ヤクザと「義理」 ヤクザと「代紋」 ヤクザの「事始め」 ほか)
第3章 仁義と掟(これが「仁義」だ 愚連隊花仁義 放業法とは ヤクザのおとしまえ ほか)
第4章 現代ヤクザの実状(ヤクザ人口と寡占化現象 三大組織の概要 暴対法と“指定暴力団” ヤクザの「シノギ」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nnpusnsn1945
41
ヤクザについての文化面の説明が豊富である。テキ屋や博徒の作法は興味深い。家の入り方にも細かいルールがあるようだ。手本引きが賭博の最上位と呼べるものらしい。検索したら、レプリカのお金を賭けて遊ぶイベントもあるようだ。口上、刺青についての解説も面白い。しかし、極道は華やかな印象とは裏腹に、サラリーマン以上の管理社会のようである。コンパニオンを派遣するフロント企業を経営するヤクザによれば、親分が極道では食えなくなる的な事を言っていたらしい、暴対法の引き締めを予見していたのだろうか。2021/11/22
kinupon
35
ヤクザも問題だが、今の企業の方がヤクザより怖いかも知れない。2015/08/16
amabiko
2
「知られざる実態」を知るための入門的な読み物。未知のことを多く知ることができた。コメントの多くが(業界関係者)(地方の某親分)(関東の組関係者)(A氏)(事情通)などと発信源を明かしておらず、また登場する関係者・関係団体もほとんどが仮名や匿名。読んでいてもどかしい気もするけれど、いろんな事情で、多分、明かせないのでしょうね。2016/02/16
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