内容説明
そう、あれは確かに交通事故だった。車にはねとばされて宙に舞った時は、一瞬だめだと覚悟した。だから目覚めることができた時、死ぬほど嬉しかったのに、わたしを「由麻」と呼んでくれるあなた方は、いったい誰!? 何げなく見てみた窓ガラス。そこに映っていたのは、まるで西洋人形(ビクスドール)のように美しい6~7歳の少女。あれはわたしじゃない。だってわたしは、16歳の女子高生、神崎亜衣子なんだから。わたしはどうすればいいの!? 誰か教えて! 誰かわたしを助けて!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるときんとき
1
発表当時篠原千絵さんが好きで読んでいました。旧版とはあとがきが違うんですね。篠原さんの絵柄で描かれているのが想像できる部分もあり。20年以上ぶり?に読んで、天は赤い河のほとりの舞台のヒッタイト帝国、ザナンザ王子がでてきてちょっと興奮しましたw2015/10/12
もこ
1
林のお兄ちゃんと会ったときに頭痛が来たときは、まさかっ悪人!?と思ったけど、好い人で良かった〜(*´д`*)ヒッタイトが舞台のお話になってますね!あとがきにも書いてあるけど、初めて読んだときは『天河』の世界だ〜とウキウキ♪でも、どちらにしろザナンザ皇子が…現世で幸せになってほしいです(ノ_・,)2011/05/30




