内容説明
平成3年の大学設置基準の大綱化以降の「平成初期の大改革」と言われる大学改革で、果たしてわが国の大学は変わったのだろうか。ほぼ10年にわたった改革を総点検し、21世紀の高等教育をどのように構築していくかを指し示す。筑波大学教育学系「21世紀の教育学」シリーズ第1巻。
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目次
第1章 大学改革の背景(大学改革の歴史的必然性 臨教審の設置と規制緩和 ほか)
第2章 大学教育改革の実際(基準の大網化とカリキュラム改革の全体動向 教養部改組と組織改革 ほか)
第3章 制度の弾力化と高等教育再編(高等教育システムの弾力化方策 学位取得へのバイパス化 ほか)
第4章 大学入試改革と臨時定員制(受験競争の緩和策と入試制度改革 多様な入試改革―「募集」から「確保」へ ほか)
第5章 大学構造改革と評価の時代(大学の管理運営改革 大学改革から大学評価の時代へ)