小学館文庫<br> ごんぎつね (小学館文庫)

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小学館文庫
ごんぎつね (小学館文庫)

  • 著者名:新美南吉【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2014/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094041019

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内容説明

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多くの人たちの共通の話題になり、多くの人々に親しまれる作品が国民文学であるとすれば、「ごんぎつね」こそ、それに値する。兵十とこぎつね「ごん」との心の交流を描いた表題作をはじめ、「うた時計」「おぢいさんのランプ」など、童話5篇、詩12篇を収録。児童文学への夢を抱き続け、30歳の若さでこの世を去った童話作家、新美南吉の世界をわかりやすくまとめた。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポップ

37
西の新美南吉と東の宮沢賢治。どこかで聞いたことがある。故郷を愛してやまない日本の原風景を映し出す彼らの作品は、教科書へ採用された。共通点は作風にも表れている。悪事を働いたものは、改心するか、裁かれるか。おそらく、教育者としての理念を投影しているかどうかの使い分けであろう。純真な心の持ち主たちは、理想と現実の姿に早早と肉体が耐えきれなかったのかもしれない。表題作以外は初読であったが、総じて最後の一文が持つ余韻は心に響いた。「おしどり」南吉版の故事成語。二つに一つ、揺れる男。水面に映る姿に思い重ねる。2019/07/20

chacha子

12
かたわらに孤独が寄り添っている優しさ、とでも言うのだろうか。こんなに柔らかい視線を持った作家を他にしらない。2015/04/11

たいち

10
新美南吉の永遠の名作、「ごんぎつね」。この作品の居た堪れなさと優しさを感じずに大人になった人はほとんどいないだろう。他の作品もそうだが、新美南吉の優しさが文章いっぱいに溢れている。彼の残した言葉通りに、彼の作品を通して、新美南吉は今もなお生き続けている。2014/11/09

VC

4
人間の善を信じた作品と、ある一人の人生を描いた作品。極端に賞賛を送る作品ではないが、心温まる作品集。2015/10/15

4
ごんぎつね以外の話を知らないのは残念だと思い読んだが、どの話も面白かった。共通してるのはちょっと切なくて、優しい気持ちになれるところ。2012/07/10

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