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内容説明
たび重なる失敗、介錯打者としての地位ももうおしまいだ。しかし他に道は無し…。忍は苦しむ二郎を見ていられず自ら腹を切るのだった…。幻覚・妄想全面解禁。J・ウォーターズの悪趣味とD・リンチの暴力にA・ホドロフスキーの惨劇をカクテルした、究極の不条理漫画。庶民の集う駅前で、一体何があったのか!? スーパーエキセントリックドスケベサイココミックの決定版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささやか@ケチャップマン
6
エロ。グロ。ナンセンスで奇奇怪怪な発想を楽しむ短編集。強迫的に梱包したり穿孔したり爆発させたり、よくこんな話が思いつくなあと感心できる。耐性があるなら面白く読める。よかった。2015/12/19
yom
4
駕籠さんの駅前○○シリーズは「もし世界が1つの特殊な価値観(歴史的文化から精神障害まで)に囚われたら」という状況設定で描く短編なのかな?発想勝負。にしても嫌な事いろいろ思いつくなぁ・・・。個人的に良かったのは「駅前穿孔」「駅前穴掘」どっちも穴。2019/06/07
もえ
2
絵柄から丸尾末広系の耽美な作風を想像していた。怖がりだったので、スプラッタ系に耐性がついたら読んでみようと思っていた。ついに読んだ。なーんだ、ギャグだったのか。刺激が強すぎてはや記憶から消去しかけているが、自分の脳内にない回路で描かれた作品というのは面白い!感心しながら夢中で読んだ。びよーん2016/09/04
シェリー
2
発想力が並みじゃない。あまり理解しがたいところも…2014/09/11
bbblind
2
「駅前漫才」のギャグの切れが秀逸でお気に入り。登場するギャグ自体が昭和テイストな古臭いものというのも既に笑える。台詞(あるいは心の声?)を、噴出しの中と、背景に活版印刷のような文字でオノマトペ的に表したものに切り分ける技法もおかしみを誘う。 駅前発条、駅前梱包、駅前爆発はたまらなく好き。 個人的には、「駅前浪漫奇行」よりも楽しく読めた。