ちくま文庫<br> 風俗の人たち

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ちくま文庫
風俗の人たち

  • 著者名:永沢光雄【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2012/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480035158

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内容説明

テレクラ、女装プレイ、ダッチワイフ、性感マッサージ、ピンサロ、ホストクラブ、レズバー、チョンノマ、女装マニア、AV女優、個室割烹、SMクラブ、女性風俗ライター、投稿写真、お見合いパブ、ボディ・ピアッシング、外人ホテトル、カップル喫茶、ビデオ相互鑑賞会、ソープランド……。どうしてこんなことを思いつくのかというほど、なんでもありのアイディア商法とそこから癒しを得る客たち。90年代に隆盛を極めた性風俗産業をユーモラスにルポした現代の『今昔物語』。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うにこ。

3
風俗嬢たちの営業トーク丸出しなインタビューでも、この店はこんなサービスが!みたいな男性記者の体験レポートでもなく、「毎日寝る前に、明日も女の子がちゃんと来てくれますようにって神様にお祈りしてるんです…」とか言っちゃうような、目の下に隈を作ったくたびれきった店長さんのインタビューをやっちゃったり、新宿二丁目にある病院のレポートやっちゃったり。 腰が引けたような、引っ込み思案な文体で、艶っぽい現場をとことんまで色気なく探っていくルポ。淡々ととぼけた文体が良い。2011/11/22

うにこ。

2
ついつい定期的に読んでしまう本。永沢さんのおどおどとした遠慮がちな視線と、とぼけた口ぶりと、それにまったく似つかわしくない取材先の雰囲気との組み合わせがすきなんだろうなあ。ああ、惜しい人を亡くした…。2015/02/15

山田

1
様々な業態の風俗について、取材したことなどがまとめられている本。 毎月の連載だったらしく、まとめて読むと少し話題が偏っている印象も受けるが、全体的に網羅されているようにも思える。文章も読みやすく、苦労話やエピソードなど、なかなか客側からは分からない部分も描かれている。1990年代の話がまとめられているが、今はどうなのだろう…。2016/08/19

メリクル

1
内容よりも文章が面白かった。何故これが堅苦しいイメージのあるちくま文庫から出ているんだろうか。2014/05/06

Y.T

0
☆☆☆★2017/05/17

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