内容説明
アフリカのジャングルをフィールドとして、ゴリラの研究に費やした日々…、そこは同時に二人の子どもの父親として様々なことを学ぶフィールドでもあった。
霊長類研究者の著者が、ゴリラの姿、アフリカの人々との交流、家族との生活を通じて父親としての視点で綴るエッセイ集。
【目次】
第1章 ジャングルに入る
第2章 父親って何
第3章 家族でアフリカへ
第4章 不思議な世界
第5章 ジャングルで学んだ
目次
第1章 ジャングルに入る(フィールド・ワークということ;野生のニホンザルを追って;ゴリラとつき合う方法)
第2章 父親って何(マウンテンゴリラとの出会い;ゴリラの父親たち;父親の条件)
第3章 家族でアフリカへ(コンゴの村で;子供たちのアフリカ;アーヤが来た;わが家の動物たち)
第4章 不思議な世界(コンゴの父親たち;森の学校;異様な体験)
第5章 ジャングルで学んだ(ニンジャとムシャムカ;人間家族の由来;卒園式)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シロクマとーちゃん
3
ゴリラと仲良くなった人々の記録。ゴリラの父親に共感を覚える人間の父親たち。とてもユーモラスに描かれているけれど、実際は、アフリカの森の中で、現地の人に混じって日本人の家族が暮らすというのはかなり大変だったと思う。2017/02/27
すうさん
1
18年ほど前の本で絶版になっていたものを県立図書館で見つけた。。ゴリラ関連の山極さんの本は沢山読んだが、この本は彼の家族がアフリカに住み着いた時の話しでプライベートな記録でもある。山極氏の幼子たちの成長は彼の父親としての成長であり、ゴリラとの現地での研究は家族とは何かを知る話につながってくる。私は現地の食事の話やアフリカ人の働くことへの考え方、自然と生きることやその中で生活する行くことを知りとても感心した。野生とゴリラとヒトの距離がとても近いのだ。言葉では伝わらない絆がこの本を通して私の胸を打った。2017/11/29
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