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内容説明
春夏秋冬…移りゆく季節を題材に描いたファンタジーロマンの集大成!!その才能を惜しまれつつ夭逝した花都悠紀子の珠玉傑作選。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
4
なくなられたのが80年というから、もう二十年以上経ってしまっているわけだ。でもその時間を感じさせない、いい本だと思う。夏・秋・冬・春の短編と、その「春」のお話の続編とも言うべき「百千鳥」、そして「春秋姫」「菊花の便り」が入ってるのだけど、特に好きなのは「春秋姫」。「彼はすべての野の草の夏紫のはなやぎだった」とか、すてきでしょう?またその凛とした「竜田彦」、「佐保姫」の美しさ!ええ、ホントにもっと長生きしていただきたかった。2002/04/11
ユキモリ
3
文庫版で再読。長い時間を置いた後に新たに文庫版で全部を読み返したら、主要な登場人物の死亡率の高さに驚いた。初花郁さんが可愛いファンタジーだったのでそういう話が多いものと勝手に思い込んだままだったみたい。ここに収録された中では「菊花の便り」が強く印象に残った。身勝手な両親に生き方を曲げられた息子の死で始まり、生前の彼の孤独、寂しさ、父親への思慕、そして諦観が、残された者の心情を支配して話を形作り何とも切なく哀しい読後感を残す。執着する母は勿論、逃げ場のない息子に親の情をかけなかった父に一番腹が立つ。2014/01/14
kujira
1
やっぱり植物の描き方のうつくしさが絶品! ああカラーページをきちんとカラーで見たい。完全版で復刻してくれるよーな出版社、どっかにないものか。2010/01/24
東亜
0
再読2019/04/30
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