フラワーコミックスα<br> マージナル(2)

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フラワーコミックスα
マージナル(2)

  • 著者名:萩尾望都【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 小学館(2014/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091912558

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内容説明

「夢の子供」キラ、限りなく幸福な子供を創造することに憑かれた狂気の科学者イワンによってつくりだされた。だが、不毛の地球に生まれ満ちる無数のキラたちをイワンが夢想したとき、破局がやってきたのだった。一方、この世界「マージナル」は新たな人類を地球上に生み出す為の、別世界から完全にコントロールされた実験都市プロジェクトであることが明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

36
2300年、地球上の水全てが細菌に汚染されて、"D因子”に感染した女性は不妊となり死に絶えた。抗体はY遺伝子に乗り、男性は抵抗力を獲得して生き延びることが可能になったが、地上に女性はいなくなった。”カンパニー”は地球上にドーム都市”センター”を作り、人口受精により作られた子供を市民に供給する。生みの母の象徴として、各都市に一人の”マザ”が置かれ、かくて地球上には一人の母と大勢の息子というミツバチのような社会が半ば自然発生的に、半ば人工的に誕生した。地球上は壮大な生と進化の実験場と化していた。という2025/06/08

碧緑(あおみどり)

24
再読しました。キラとアシジンとグリンジャの三角関係(?)は終わらない(笑)。2巻では、キラの出生の秘密が明かされます。キラの能力が危険なものと知り、別の能力者が「狩り」のためにゴビ砂漠から呼ばれ、マルグレーブのもとに。相変わらず野生の獣のようなキラだけど、いちおう年齢的には16歳なんですね。母親であるアーリンが哀れです。これは、〇〇しても仕方ないわ。2024/03/24

yumiha

23
たぶん再読だが初読気分。天才のひらめきは、狂気に近いと思わせる科学者イワン、もとい萩尾望都。子宮は母体とは別人格、マージナルなものだから異物としての赤ん坊を宿すことができる、なんて言われると、えっ!そうなん?と動揺してしまう。さらに副腎皮質は子宮用の腦であり、そこに太古の記憶が受け継がれているなんて、ひえ~っと叫んでしまふ。私の知らないところで、勝手に機能してるのねん。この巻で、キラの正体が明らかになりまする。2016/02/13

karutaroton

20
出産ということをすごく考えさせられる。子供を産むというプレッシャーというのは、今の日本も一緒だなーとか。なお、この本は分野的にはSFです。あと一冊で全部回収されるのかな?2019/07/07

KAMAKURA

10
『夢の子供』キラは狂気の科学者イワンによって造られた人造人間だった。 1巻で提示された多くの謎が少しずつ明らかになる。 マージナル・ワールド(地球)を影で支配していたカンパニー(月)はキラの存在を脅威に感じマージナル・プロジェクトの破棄を宣言。これはマージナル・ワールドの消滅を意味する。滅ぼす者、守る者、予兆に従い市長とマルグレーヴの暗殺を目論む者、そして失明しても聖者にまぎれて都市に辿りついたグリンジャの真の目的は? 人々は滅びゆく都市で何を見るのか。 物語はそれぞれの思惑を孕み最終局面へ…2020/04/29

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