内容説明
「このエッセイは、今までの恋や愛に関する出来事を、記憶の糸をたどって思い返しながら、水彩画を描くみたいに綴っていった気がする。――それは、私にとっては、ドラマのオリジナルであるような気がする。「あすなろ白書」や「愛していると言ってくれ」や「ロング バケーション」のエッセンスがこのエッセイの中にあると思っている」（著者あとがきより）恋愛ドラマの達人・北川悦吏子のベストセラー・エッセイ。
目次
恋を語ることについて
バンドエイド１枚の恋
口説き文句
そんなこと言ったっけ？
男女の友情
タクシーの中で手を握ることについて
温かい血
優しいこわい話
１１階のともだち
昔の恋で遊ばない〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つじつま
1
エッセイだからか、心に直に響いた。全部の節の最後の一文に、喉元がきゅっと締められるような感覚になった。2013/02/11
岩男いわお
0
an・anの連載をまとめたもの。すっと読めるし、あたたかな気持ちになった。TVやネットを惰性でみるぐらいならこういうエッセイを読んだほうがよい時間となると思った。とても優しくしてくれる仕事の取引先の人に恋をしかけたけれど自分が仕事上の値打ちがあるからだと気づいた瞬間が切ない。2017/09/21
haku
0
★２ おもしろいけど、そこまで。2010/09/08
まり
0
北川さんのリアル恋愛を綴ったエッセイ、おもしろかったです!さすが脚本家、言い回しがうまいなぁと思いました。恋愛経験豊富な感じがしました。やっぱりいっぱい恋愛してないと、あれだけの恋愛ドラマは書けないですよね。あたしも恋愛しなきゃとなんだか焦りました笑。とっても参考になりました。2010/04/07
