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内容説明
本書は、会計の世界にある天動説や地球平面説をあぶりだそうという、とてつもなく不届きなことを狙ったものです。会計の論理とか会計の基準とかいっても、多くは実務をルーツにしたものであり、少し冷静に考えてみると、その論拠も怪しげであったり、あちこち、矛盾するものであったりしています。本書のねらいは、そうした論理性のない実務や矛盾をあばきだして、会計の理論を構築するための、素朴な会計観をうち立てようとするものです。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
プロローグ―会計の世界は「なぜ」だらけ「なぞ」だらけ
第1章 コンセプチャル・フレームワーク論とピースミール・アプローチ論
第2章 真実性の原則は誤解されていないか
第3章 継続性の原則は会計のアキレス腱か
第4章 経理は自由か不自由か
第5章 利益は発生するか―未実現利益の怪
第6章 債務超過の判定と資産の評価基準
第7章 会計ディスクロージャーの本質とわが国の会計制度
第8章 お題目の日本型会計ディスクロージャー
第9章 会社のガン告知―公認会計士の仕事
エピローグ―原点復帰の会計学