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内容説明
「考える」という行為において、決して見落としてはならない、最も重要なこととは何か。それは、「思考の経過はどうであれ、判断する場面において、間違わないことこそ大切だ」という心がけである。本書では、これを踏まえながら、現代のようなすべてがスピード化する時代に、次々に押し寄せてくるさまざまな問題に対して、いかに的確に、素早く対応して行けばよいのか、そのノウハウをわかりやすく開陳する。 内容は、高速時代の高速思考は“3分割”で考える 厳密に考えることよりも間違わないように考えることが重要だ 主張だけでは意見にならない、はっきりした「結論」をもつこと 人を説得するためには、「これはこうだ」で終わっては駄目 「明晰」と「曖昧」を分けると、「明晰」がでてくる 読書法は生きるための技術である 「難問」はどのように突破するか……など、人気哲学教授が自ら実践する思考の技術が満載されている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころまる
1
自分には早過ぎたのか、理解力がないのか…。正直よく分かりませんでした。本を読んだら忘れても良いというのは心に残りました。2019/03/06
sabosashi
1
初めから俗物だろうと見なして読み始めたが内心では是々非々、使えるものはしっかり取りこんでおこうなどとちゃっかりした気持。一応筋は通っているがこの内容だったら三頁ぐらいですべてまとめられそう。俗物と侮蔑するのは近親憎悪も含まれているのではないかいう気もする。しかし太平洋戦争のことは神聖喜劇、ヴィエトナム戦争のことは開高「輝ける闇」と要点を押さえているのには感心。もっとも谷沢永一派だけのことはあるが。遊びもそれなりにわかるひとらしいからお酒を呑みながら話したら意外と面白いひとかもしれない。2013/06/27
みるか
0
だいぶ古い本.著者は哲学者のようです.主に,思考法と読書法について書かれています.いくつか印象的な部分があったのですが,その中でも「忘れることはいいことである」という主張に心惹かれました.兎角本を読むと,吸収しなければ,と思いがちですが(少なくともわたしは),それは大変労力のいることで心が抑圧されます.読んだことは必ず消えゆく.これは自然なことでそうあって然るべきだと思わせてくれる本でした.2017/10/13
kazuwo
0
「整理法」の部分にひかれて読みましたが、何がいいたいのかわからなかった・・・2013/10/19
Misha
0
三角形がキーワード。その思考法を実践したい。より高いところからみること、その分野に興味のない人に伝えることを念頭に置く。 著者の図書館の意見については、確かに本は自分で買って読むものだ。しかし、調べものをするときなどは、多読をすることも必要だ。そうしたときに、図書館の蔵書の多さは助けになる。だから、万人受けのベストセラーではなく、色々な分野の良書を専門家が選び、保存していく場にするのがよい。2013/02/23
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