内容説明
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日本のみならず海外でも開かれている原画展やテレビで紹介された星野富弘の詩画集はかぎりなく静かな感動の輪を広げている。移りゆく季節の花々によせて命のいとしさを描く詩画63点と16編のエッセイを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
227
紫の千日紅から始まる一冊。星野富弘さんの花と言葉から生まれる深愛の詩画は、強さを柔らかさが包みこんでいます。日常の慌ただしさの中、花はどこかで静かに咲いています。悲しみ切ないとき、花は咲いてあなたを待っています。あなたの微笑みが見たくて、花は足下に咲いています。出会い、旅立ち、別れ、人生の節目で私たちに寄り添ってくれる花。人生一歩ずつ。根が支え、葉が蓄え、蕾を待ちわびる。華々しく咲いた花が舞い、あなたの手のひらに残るのは美しい種だった。今日出会った花に感謝し、明日を想う。小さな喜びが少しずつ輪を広げます。2021/10/31
KAZOO
103
手足の不自由な星野さんの詩画集です。この方の書かれた絵や文章にはいつも癒されます。観察力が素晴らしくその花の持っているイメージをきちんと絵と言葉にされています。春、夏、秋・冬、随筆という分野に分けてそれぞれ収められていますが、特に随筆の部分では景色などもきめ細かに描かれていて心が和みます。2018/05/27
FOTD
20
筆を口に咥えて 絵を描き文字を書く、星野富弘さんの詩画集。暖かい気持ちでいっぱいの本だ。「手や足が使えなくなって、できなくなったことはたくさんありますが、できるようになったこともたくさんあります」という言葉に胸が震えた。星野さんの優しさや強さはどこから湧き出てくるのだろう。感謝の気持ちがいっぱいで本を置いた。2024/06/04
takaC
18
見た目以上の読み応えあり。2012/09/20
やどかり
17
怪我で首から下は動かなくなっても、使える機能を使って絵や詩を書こうという気持ちがすごい。人は恵まれているとそれは当たり前になって、感謝もなく、できないことにばかりに目が向いてしまうものかもしれない。自分を省みて反省。絵もきれいだが、味のある字がいいなぁ。2024/09/13
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