ちくま新書<br> ホスピス ――いのちと癒しの倫理学

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ちくま新書
ホスピス ――いのちと癒しの倫理学

  • 著者名:小原信【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 筑摩書房(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480057952

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内容説明

患者本人と周りの者に、より人間的なふれあいがあれば、おだやかな心で死を迎えられる。残された最期の充実した日々には「生きがい」と「死にがい」も感じられる。そういう「有終の死」を可能にする「生命倫理」とは何か。国内外のホスピス活動の動向を精力的に探りながら、いのちと癒しに関わる今日的な問題を考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

5
●人は幸福になるには、色々なモノが欲しい、といろいろな条件を出す。幸福になるには、色々な条件がすべて満たされなくてはならない。▼不幸になるには、人はたった一つで十分不幸になることができる。 ●我々は普段、誰かのためにforを強調するとき、ほとんど無意識的に、誰かの上にたってものを考え勝ちである。しかし、誰かとwith共にという意味を強調すると、その方が相手に素直に受け入れられやすい。 ●我々は平均寿命まで生きたいとは言わなくても、平均以下では死にたくないというのが本音であろう。・・・本文より 2020/02/18

オランジーナ@

0
死について色々な思索ができた。印象に残った言葉は「生きるとは落ちるとわかっている飛行機に乗るようなもので、いつかはみんな墜落死する。」2015/02/16

こんころ

0
「助死者」というアイデアは素晴らしいと思った。看取りに医療者以外も積極的にかかわったほうが、最期まで人間らしく人生をまっとうできる可能性は高くなる。ただ、医療者だけのものになってしまっている現状を医師の傲慢だというのはどうかと思う。確かにそのような側面もあるが、死を視界から追い払い、どうにかしてくれと医者に甘えて押し付けてきた患者や家族にも問題あるでしょう。2013/01/20

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