イソップ寓話の経済倫理学 - 人間と集団をめぐる思考のヒント

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紙書籍版価格 ¥712
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イソップ寓話の経済倫理学 - 人間と集団をめぐる思考のヒント

  • 著者名:竹内靖雄
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • PHP研究所(2014/07発売)
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内容説明

ウサギとカメの競争の話などで有名なイソップ寓話集。つい子どもの読み物と考えがちだが、その教えるところは、厳しい競争社会を行き抜くための叡智の宝庫である。 ヘビは邪悪で、ロバは愚か、キツネは狡猾、サルは賢いようでいて知恵が浅い??こうして性格づけられた動物たちは、その言動を通じて様々な愚行の典型を示す。そこに描かれるのは、賢いものが勝ち残り、愚かなものが敗退するという徹底した弱肉強食の世界であり、他者の善意に甘えたり、悪い性質がよくなったりする「幻想」は一切排除されている。 このような寓話の数々を、感情レベルで理解せずに、損得の「勘定」に還元して考察する「経済倫理学」の立場から読み解いたのが本書である。人間は感情に即して生きる一方、利益を求めて不利益を避け、正義を成就して不正を避けようと行動している。そんな人間社会の現実の中を、他者と競い合って生きていく上で、本書はまたとない知恵袋となろう。

目次

人間というもの
賢愚・優劣・貴賤・美醜・貧富
利己主義と利他主義
愚考と愚行
商売と金儲け
さまざまな知恵
人生哲学
男女関係
正義・裁判・復讐
運命・予言・予測〔ほか〕