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内容説明
他人の成功が気に入らず、人の不幸話になぜか“ほっと”してしまうのは、心が“妬み”の感情に支配されているから。他人を気にすることをやめれば、もっと、自信と誇りを持って生きられる??。 本書は、人気の心理学者である著者が、「妬みやすい人」の心理メカニズムを詳しく分析し、対人関係をゆがめ、人生の可能性を狭めてしまう、「嫉妬心」の克服法を、わかりやすく提案する。 内容は、依存心の強い人は最も近しい人に最も敵意を抱く 妬み深い人はちやほやされないと気が済まない 人間の独自性を知らない人は嫉妬心が強い 相手を不安にさせる人はその人自身が不安である 他人の言葉にすぐ傷つく人の心理 なぜ失敗したかだけでなく、なぜ成功したかについて現実的になる 勝ち負け以外にも人生の素晴らしさはある 過程を知れば単なる羨ましさは消えていく??など、妬みにしばられた心を、やさしくほぐし、力づける言葉が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポコ
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うへえ。。。怖い。妬みとは、自己評価が低い人が努力しなくて抱く感情なんだって。妬んでいる間に、普通努力するでしょう?って思うけど。AKBの子が、努力するしかない!!みたいに言ってたけど、努力しなくなると、人の足を引っ張ったり、妬んだりするようになっちゃうのかもしれないなあ。怖い。絶対そんな風にはなりたくないな。2012/06/10
みぃ
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妬み深い性格の人は、注目されたいという浮ついた願望で生きている。自分に自身のない人は場をわきまえないで、どこでも主役になろうとする。相手を受け入れるということは、相手と心理的に距離ができるということ。敵意は他人の行動に執着していく。他人が自分の思うように動くということが重要。人間関係は優劣だけではないことに気がついていない。溺愛とは心の空虚感に対する防衛。過去の傷は新しく人生を出発しなければ癒やされない。しかし過去の傷が癒やされなければ新しく人生は始まらない。この矛盾を解決するのが人の努力。