愛をこめて生きる - “今”との出逢いをたいせつに

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愛をこめて生きる - “今”との出逢いをたいせつに

  • 著者名:渡辺和子
  • 価格 ¥489(本体¥445)
  • PHP研究所(2013/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569572598
  • NDC分類:914.6

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"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

エレベーターに乗り込んで、階数ボタンを押すやいなや「閉」ボタンを押してしまう。発車間際の電車に滑り込む。一分一秒を惜しむより、“今”という時間に愛をこめ、自分を見つめる余裕を持ってこそ、人生は豊かになるのです。 本書は、その深い信仰と慈愛のことばで多くの人を導いてきたシスターが、何気ない日常に溢れている真の幸福に気づくための生き方、考え方をやさしく説くエッセイ集です。 自分から挨拶する、誰かが落としたゴミを捨てる、トイレットペーパーの新しいロールを付け替える。それだけで“今”という時間が輝きます??面倒なことをした後のささやかな満足感が、幸せの素。だからこそ、小さなことにも愛をこめ、当たり前のことにも感動できる、そんな心の習慣を大切にしてください……聖書のことばを織り交ぜながら、著者がやさしく語りかけます。 生き方を見つめ直し、新しく生まれ変わりたいすべての人に贈る、心洗われる生き方論。

目次

1 心を支えてくれるもの(ささやかな幸せ 心の真珠 落胆 ほか)<br/>2 いい出逢いのために(心の自由 いい出逢いをつかむために 平和 ほか)<br/>3 たまものとしての生命(命、長ければ 人を生かすもの 死―生命とのかかわり ほか)<br/>4 歩みの中で(母の形見 本音と建て前 忠実 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

79
普段の日常で忘れがちなことを教えてくれるようでした。身近な話題から生と死まで、様々な想いが語られています。その言葉1つ1つが心にズンときました。日々が「今」という時間との出会い。つい何気にやり過ごしてきましたが、これからは丁寧に時間を慈しむように過ごしていきたいと思いました。気持ちが引き締まるような感じです。恵まれました。2015/10/07

naoっぴ

64
渡辺和子さんの本。いつもふと手に取り、いつのまにか読んでいる。「老い」と「生死」が心に響いた。歳をとったらそれまで読みたくても読めなかった本を読み、したくてもできなかったことを一日中やればいい…誰もが思うことだけど、現実そううまくいくものかどうか。それが、老いだという。両親のこと、自分のこの先、様々なことを考える機会をいただいた。2018/10/19

greenish 🌿

47
(再読)求めた時、必要な気づきが得られるシスターの言葉。また今日も噛み締めます。2014/08/17

まーちゃん

46
読みながら、背筋の伸びるような心地良い厳しさ。かと思えば、優しく語り掛けられているようで、何度も涙がにじむ。普段は図書館本の私だけれど、これは手元に置きたい一冊になった。良い本に出会えました!greenishさん感謝です。/自ら求めたのでない境遇…それは神から与えられた「とげ」としか思えないことがある。病まなければ捧げ得ない祈りがある 病まなければ聞き得ないみことばがある 奇跡を行うことでなく、ともにあることで示す愛。困難な、望まぬ状況下を、それでも「生きる」者を支え励ます言葉。→2014/07/29

さばずし2487398

31
『啐啄動機』。渡辺シスターの著書を読んでいると正に今の自分に対して必要だと言われているかのような文章に出逢う。『念』とは「今の心」。雑用のような一コマにも、真に相手の事を考え愛を込めて今を作れているか。誰もが偉人の様に大きな事を成し遂げられる訳ではない。寧ろ大半の人が大勢の中の一人として溶けるようにこの世から消えていく。その平凡にどれだけ少しでも他を慈しみ与えられるのか。「自由とは何でもして良いという事でなく、与えられた条件の中でどうありたいか選択するという事。」神はいつも「ご大切」の想いで見守っている。2022/02/07

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