内容説明
かつて北海道は全国金生産の40%のシェアを誇っていた。本書は主要13鉱山の発見・開発の経緯、採掘量・従業員数の推移、鉱山街の形成、朝鮮人強制連行や勤労報国隊の導入、事故・災害・鉱害問題、閉山等、各鉱山の全容について当時の史料に基づき詳細に明らかにした労作。
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目次
第1部 道北の金鉱山(鴻之舞金山 珊瑠金山 徳星金山 ほか)
第2部 道央の金鉱山(手稲金山 千歳金山 恵庭金山 ほか)
第3部 道南の金鉱山(静狩金山 大金金山 大盛金山 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
1
急に金鉱山の本を読んだりしていよいよ血迷った感極まる私だけれども、ちょっと奥さんココだけの話ですがね、北海道にはかつて世界有数の産出量を誇った金鉱脈が各地にあってですな、それらは大資本が採算性を鑑みて操業を止めたものの現在でも大地に下には眠り続けている可能性は大であり、整備という名の開発を免れた河床には砂金だって含まれちゃってるかもしれないんですよ。こりゃもう昨今の銀行金利なんて話になりゃしませんぜ、詳しくはちょっと別室で・・・ぐへへ。鉱脈の発見、産出量、強制労働、大資本の買収、これらが主たる内容である。2016/02/10