内容説明
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100年を越える図書館の歴史の中で、図書館はどのような働きをしてきたのか。近代日本史の中で、どのように位置づけられているのか。図書館勤続24年の筆者が、国家との関係を軸に、近代日本図書館史を綴った一冊。
目次
第1章 国家と図書館
第2章 戦争と図書館
第3章 植民地と図書館
第4章 戦後社会と図書館
第5章 図書館批判に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
19
構ってほしくて一生懸命尽くすのに顧みられない、誕生以来、そんななか奮闘を続けてきたのが図書館という存在。その過程での、朝鮮では焚書や強引な資料収集、国内では検閲や特高への協力など、国家事業となるために自らすり寄った黒歴史。◇そこから身を引きはがしたのが終戦直後の「中井正一」、そして、だったら身近なひとに徹底的に尽くしてやる、という開き直りの「公共図書館の使命は地域住民への資料提供」という提言(中小レポート)と移動図書館から始まった「日野の成功」。我々の当たり前は、この人たちが築き上げたのだなあと熱くなる。2014/04/20
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