文春文庫<br> 謎の独裁者・金正日 - テポドン・諜報・テロ・拉致

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文春文庫
謎の独裁者・金正日 - テポドン・諜報・テロ・拉致

  • 著者名:佐々淳行
  • 価格 ¥600(本体¥546)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167560041
  • NDC分類:391.6

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内容説明

日本人拉致、潜水艦侵入事件、テポドン発射など、北朝鮮が企てる対日浸透・有害工作を阻止するため、日夜闘い続けている外事警察。世間に知られることのない彼らの活動とはいかなるものか? KGBはじめ練達のスパイとわたりあい、ときに煮え湯を飲まされ、ときに人間的なおかしみを表出させるドラマの数々は興趣つきず、テロが頻発する国際社会への警鐘ともとれる。「あさま山荘」はじめ、未曾有の事件で現場を指揮した著者が綴った緊迫のルポルタージュ。実録危機管理。

目次

第1部 北朝鮮編(不気味な独裁者・金正日―テポドン発射、テロリスト支援国家から軍事的脅威へ;深夜の諜報無線―知られざる北朝鮮のスパイ狩り;金日成閣下の無線機―山形温海事件の屈辱 ほか)
第2部 KGB編(落ちた偶像・KGB―宮永事件・コズロフ大佐の空しい昇進;「剣」と「盾」のKGB―過去のカゲ引く対日諜報活動;スパイ・キャッチャーの悲哀―「鋼鉄の剣」対「ブリキの盾」 ほか)
第3部 余話(シュタージ(東独秘密警察)の悲劇―トラの檻に放りこまれたキツネ
一級建築士・田中角栄閣下―中国の情報活動は“上忍”
ネグシ・ハベシ国大使の犯罪―ジーグラス事件の奇妙キテレツ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かしまさ

11
北朝鮮の話よりは外事警察として立ち会った数々の事件の話多め。日本に潜り込んでいるスパイを見つけても入国管理法違反とか窃盗(機密情報だろうが「紙数枚」の窃盗)くらいにしからならず、厳罰に処せないというのがもどかしい。スパイを取り締まる法律が日本にないからだそうで。いやぁ、知らなかった。2020/04/28

チェ・ロ

1
題名からでは分からないが、話の内容は外事警察、つまり外国のスパイなどを摘発する部署を中心として書かれているので注意が必要です。唯その外事警察としての話もちょっとボリュームがなくて残念。ですが素晴らしく面白い内容には変わりはありません2009/04/14

Kentaro Yamaguchi

0
☆☆

shiaruvy

0
コメント予定

α0350α

0
外事警察も大変ですね。2009/03/21

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