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内容説明
唯一、氣の奥義を伝えられた筆者がタブーを破り初めて明かす師の実像。生々しい秘話により、伝えられなかった氣の実践法が解説される。堂々たる成功の哲学。マイナスをプラスに転じ運を呼び込む生き方。
（以下、「プロローグ」より）
「本書は、師たちとの思い出と、私が授けられた無限ともいえる有用な教えを書き綴ったものである。それはもしかすると、読者が伝聞した、従来の人物像とはかけ離れた師の姿だと思われるかもしれない。もちろん、信じるもよし、信じないもよし。はっきりしているのは、私の書くことにはわずかばかりの嘘もないということだ。それは、師たちが本当に伝えたかったこと――心と身体の関係と、それが生み出す素晴らしい力、人間の無限の可能性を生かすということ――であり、読者の人生をより素晴らしい方向へと導いていく力になることだろう」
※本書は１９９９年１月に東洋経済新報社より刊行された『中村天風と植芝盛平 氣の確立』を電子書籍化したものです。
目次
第１章 一九会
第２章 植芝盛平―合気との出会い
第３章 戦争体験
第４章 中村天風
第５章 海外時代と合気会との別離
第６章 気の研究会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
42
合気道と心身統一法の融合ですね。中村天風を綴った本に書かれているクンバハカのやり方が間違っている事に驚きです。それを知る事が出来ただけで読む価値が有りました。後はリラックスが大事。2016/06/13
ふ～@豆板醤
18
3。koboにて。長らく積んでので蔵書整理登録。こんな世界もあるんだなあ。「心が身体を動かす」2018/07/19
はるさめ
8
大学時代合気道サークルに所属していたので読んでみました。さらりと読める本です。サークルの中でも数人が参加している「一九会」についても書いてあり、興味深く読めました。合気道会と心身統一合氣道会における、合気道のとらえ方の違いも知ることができ、同時に合気道を異なる視点から眺めることができた気がします。合気道は力で勝負するものではなく、呼吸を大事にする武道だ教えられてきましたが、どうしても力に対して力で返そうとしてしまいます。リラックスすることがいかに難しいか。。。考えさせられました。2014/03/21
大奥のじぃ
4
『心が身体を動かす』まさに・・・。2015/10/17
Kunio Hanaoka
2
驚くべき本。もともと合気道というのは他の武道とは一線を画していると思ったが、氣というものがどれほど大事がわかる。武道家必読の本と言える。2015/03/28
