内容説明
妻や母である前に一人の女だと、どうしたらわかってもらえるの?■はたから見れば、ジーナの結婚生活は完璧と言えた。ハンサムな夫、かわいい三人の子供たち、裕福な暮らし。しかし、そんな幸せそのものの日々の中で、ジーナは不満をつのらせつつあった。夫のリードは私のことを、家庭を守る妻、子供を育てる母親としてしか見ていない。そんなある日、平穏な生活の中に小さな疑惑が生じた。リードが出張の宿泊先を、いつものホテルから別のところに変えたのだ。しかも、そのホテルは出張に同行する秘書のペイジが選んだという。ジーナにはぴんときた。思えば、ペイジが働きだしてからだ。リードがどことなくよそよそしくなったのは。リードの出張についていこう。とっさにジーナは心を決めた。彼が浮気をしようと考えているなら、なんとしても阻止しなければ。そして、私を一人の女として見てもらえるようにするのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
2
馴れ合いになっちゃって妻を女としてみれなくなっていたってのとは違う気がして引っかかる。別居して自立した姿みせてヒーロー凹ませれば良かったのに、無くして気がつく愛する人の大切さを思い知ればよかったのよ2015/07/27
こえん
2
結婚7年の夫婦のやり直しもの。ヒーローの態度・思考が好きになれなかった。苦手。2010/07/17
みータン
1
再読。夫婦再生物。結婚7年子供3人。うわべだけの夫婦関係となった今、夫の気持ちをとり戻そうと奮闘する妻。秘書である「彼女と浮気しようか」と考えたヒーローです。なんかヒロインの虚しい奮闘ぶりが可哀想…。目が覚めて猛反省するヒーロー…でも、もっと苦しんでもらいたいわ~!2011/06/18
てん・ゆう
1
こんなにヒロイン頑張らなきゃダメだったんだ〜とちょっと暗くなる話。このライバル秘書が狡猾過ぎたからヒーローも冷めたけど、単純にヒーローを好きになっていただけだったら、普通に不倫していけしゃあしゃあとしていたのでは。2011/01/17
こえん
0
再読。あああ、忘れてた。このヒーロー苦手だったんだ。2011/07/24