内容説明
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「頭が良すぎて、災いする」──黒田如水が“二流の人”と言われる理由である。しかし、この戦国武将は人間関係の危機的状況も強靱な生命力と才幹、ユニークな行動力で切り抜けていった。信長、秀吉、家康の三天下人にどのように仕え、なぜ名参謀、名補佐役と呼ばれるのか? 黒田如水(官兵衛)の劇的な生涯を新しい視点で描いた本作品は“良いリーダーとは?”と悩むビジネスマンに多くの示唆を与えてくれる。解説・磯見勝太郎。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
TheWho
14
本棚整理本第3作目。戦国末期一の智謀の名参謀・武将として評される黒田官兵衛(如水)の半生を描いた戦国絵巻。同じく如水を扱った司馬遼「播磨灘物語」とは違い、天下人秀吉配下から家康の江戸幕府政権樹立迄の戦国末期を逞しく生き抜いた後半生を描いている。そして智謀の名参謀だが、「頭が良すぎて、災いする」二流の戦国武将とも云われる所以を現代のサラリーマンの悲哀と交錯する一風変わった戦国物語へと展開していく。流石地方公務員出身の著者の作品だけに含蓄深く心に刻まれた一冊でした。2017/06/15
なゆ
3
官兵衛晩年のお話。戦国の戦いシーンは苦手ですが、大河ドラマはどのようなストーリーなのかと、ちょっと興味がわきました。2014/01/16
コホーー
2
久しぶりの童門作品。しかし完読には至らず。そもそも黒田官兵衛(如水)にそれほど興味ないにも関わらず読もうとしたからか、途中で飽きてしまいました。2021/03/26
なわ
2
頭が良いのに、その頭の良さゆえに苦労の絶えない天才。妙に野心も持っているから、つい要らぬことをしてしまう。そのまわり過ぎる頭と尻の軽い気質と学習出来ない性格が、なかなか心穏やかな環境を与えてくれない。何とも気の毒な人である。今の中津の基礎を作ってくれた人で、そのドジぶりがとっても愛すべき人だと思う。2012/07/16
のり
1
話題に便乗。それと前に松ちゃんが好きなものの話で黒田官兵衛を熱く語ってたのが面白かったから。歴史小説ははじめて読んだけど文章がわかりやすくて結構おもしろく読めた。官兵衛みたいな人知り合いにいるなぁ。なんであの人は頭がいいのに、爪を隠さないんだろうと思ってたけどそれは性なのかなと読んでいて思った。官兵衛は頭が良すぎたせいで秀吉から不審がられて冷遇されてしまうけれど、その頭の良さを信頼されて慕う人も多かったようだし息子の長政も名将になったし、人生としては悪くなかったんじゃないかなと思った。2014/02/16
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