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内容説明
都道府県の数は47ということは小学生でも知っているが、なぜ47都道府県に落ち着いたのか? その歴史的な経緯はあまり知られていない。県庁所在地についても、県名と同じ県庁所在地もあれば、県名と異なる県庁所在地もある。いったいこの違いはどうして生じたのか? 都道府県には、改めて問われると答えに窮する謎が少なくない。 そんな謎の答えとなる「都道府県はどうしてできたか」をはじめ、各都道府県別にその成り立ち、文化、お国柄などの解説、さらに、日本人はなぜ出身地を自慢したがるのか、その心理を考察した「お国自慢の構造」など、47都道府県全般の知識が手軽に身につけられるように工夫を凝らした構成が本書の特徴。 地方に出かけた時、そっとカバンにしのばせておけば、その土地柄や歴史のアウトラインがわかり、旅の楽しさは2倍にも3倍にも膨らむだろう。名所・旧跡、名物料理と土産物を紹介した「旅のヒント」も役立つはずだ。
目次
第1章 都道府県はどうしてできたか
第2章 近畿(関西)―すべての道は京へ通じる
第3章 関東―東京が首都でなくなる日
第4章 東海―日本のヘソ争奪戦の論理
第5章 北信越―日本海の荒波と夕陽
第6章 中国・四国―瀬戸内海は立派な川か
第7章 九州・沖縄―辺境から玄関口へ
第8章 東北・北海道―東北でも北東でもなく北日本を
第9章 お国自慢の構造
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お気楽になりたいお気楽さん
1
(再読)初読時には気付かなかったことが結構あったりして面白く読めた。「ミロのビーナスでもアテネのパルテノン神殿でももともとは極彩色に塗られていた」「この地方が中国地方と呼ばれるようになったのは奈良時代のことで、畿内から近いかどうかで、近国、中国、遠国に全国を分けたことに起源がある」「日本列島は西ヨーロッパ全体と同じくらいの地理的拡がりを持っている」「長州人が多かった旧陸軍では『であります』、薩摩人が多い警察では『おいこら』とそれぞれお国訛りが一般化した」☆☆☆2021/08/15
お気楽になりたいお気楽さん
1
書名の通りの内容です。見どころ、名物料理、土産なども記載されているので、一通り読んだ後は、旅行の下調べなどにも使えそうです。☆☆☆2019/11/12
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