内容説明
横浜の巨大法律事務所の勤務弁護士・水島由里子は、女性初の経営弁護士の地位をめざし、貿易会社の法的危機管理を担当。しかし、クライアントの連中は古ぼけた倉庫の中に何を保管していたのか、まさかその秘密を守るために警察官を射殺したのか? 最高検も動いている!? このままでは弁護士生命まで絶たれてしまう……! 乱歩賞受賞後第一作。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
148
昔読んだときにはまだ若かったせいか主人公にはさほど違和感を覚えなかったのですが、ジジイになって読み直すとこの主人公もなんともいやみな弁護士に思えてしまいました。中嶋さんは権力機構内部での確執が好きできちんと欠かれているのですきなのですが、人物像がパターン化しているような気がしました。しかしながら法曹界を話題にしたこの様な作品をかける作者というのはあまりいないのでもっと書いてもらいたいと思います。2016/10/25
mr.lupin
49
ストーリー自体はざっくりとは掴めたが、正直何がどうなっているのか、難しすぎて良くわからなかった。また登場人物も、弁護士に検察そして刑事に公安と、誰が何を担っているのかも良くわからなくなってしまった。きっとこの複雑さが面白味のあるところだと思うけどダメだったかな。もう少し法廷でバンバンやり合う感じを想像していたけど、残念なからそんな話でもなかった。☆☆★★★2020/11/24
金吾
17
弁護士が書いているだけあり、司法関係の部分は臨場感があります。司法の闇を感じました。しかしそんなにお金が欲しいのかなあと思いました。2024/09/22
HoneyBear
15
この作者のリーガル・サスペンスにはまた一本取られた。読み止められなかった。法律知識は勿論のこと、ローファームの内情、経済検察と公安検察の軋轢など法曹界の裏事情が満載。サスペンスとしての娯楽性も乱歩賞受賞の前作を上回っているように思う。ここまで情報量があると多少の展開の強引さや勧善懲悪の単純さもあまり気にならず却って気持ち良かった。弁護士の世界も競争激化で大変そうだけれど、現役弁護士の参入でサスペンス小説界の凌ぎ合いも大変になるだろうな。読者にとっては有難い話だけれど。2014/10/12
リョウ
7
警察、検察、弁護士が絡む突飛な設定は置いておいて、主人公の水島由里子がひたすらゲスというか、自分がのし上がっていくことしか考えてなくて、痛々しい。時代錯誤だよねとよく見たら20年も前の作品だった。2016/11/18
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