内容説明
脚の古傷を心配する妹の気持ちをよそに、アナは精いっぱいパーティを楽しんで踊っていた。彼女は前途を期待されたバレエダンサーだったが、膝のけがで望みを絶たれ、いまは故郷でマッサージとアロマテラピーによる治療を仕事としている。だが、地元の病院の整形外科医長として赴任してきたアダムには、アナのダンスは男を誘っているとしか思えなかった。アナにしても、アダムの探るような視線に気づくと思わず体が反応した。「きみはセックスを求めているのが一目瞭然だ」思いもかけない言葉にアナは愕然とする。「ばかげたことを言わないで!」そしてワルツを踊ったあと、アダムはアナの唇を奪った。それなのに、彼には妻になる予定の女性がいるという……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
終盤、バレエのチュチュを着たヒロインとイースターバニーの着ぐるみを着たヒーローが病院のチャリティマラソンに参加する場面だけが印象に残って前のあれやこれが吹っ飛んでしまった。(感想を書くために前に戻る)微妙な年頃の甥姪を育てる為に家庭を築こうとしたヒーローが選んだ女性は家庭的とはお世辞にも言えない。性格悪いし。甥姪も嫌っている。苦笑。婚約者がいるのにヒロインを誘惑するし、このヒーロー駄目だ。きっちりカタをつけてからにしなさい。2021/05/06
me
1
ヒロインの踊る姿を見て惹かれたヒーローだけど、ヒーローには婚約者と子ども(亡き兄の甥姪)がいる。ヒーローはヒロインに迫るし、ヒロインも受け入れるし誠実さがないのでヒーローの魅力があまり感じられなかった。子どもは可愛かった2018/03/12
くろうさぎ
1
三つ子シリーズ。面倒見なきゃいけない子供がたくさんいるのに、、ヒーローが結婚しようとした女って!ヒーロー見る目ないね?