内容説明
クイーン検察局の秘密ファイル公開!ワンマン検察局の名探偵エラリイ・クイーンが、殺人課、麻薬課、不可能犯罪課などの課にそれぞれ当てはまる難事件を快刀乱麻を断つごとく解決する。「金は語る」「代理人の問題」「九官鳥」「変わり者の学部長」等、軽妙酒脱な知的パズル18篇を網羅する傑作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
20
クイーンのミステリ小ネタ集と云っていいだろう。恐らく長編に成りえなかったトリックを上手く料理して、正味10ページぐらいのミニミステリにしている。それぞれの事件は小ネタ感は拭えないものの、アイデア一つでは長編になりうるネタも揃っている。ただ『犯罪カレンダー』でも感じたことだが、収録された作品のアイデアに非常に似通った物が複数あり、どうも一つのアイデアをヴァリエーションを変えて使用しているように感じた。やはりクイーンは意外とトリックの手札が少ないのではと思ってしまう。「変わり者の学部長」が個人的には好み。2011/07/03
ぽんすけ
18
星新一並のショートショート推理小説。本当に寝る前に読むのにぴったり。眠くなる数分で一話完結するので就寝の供にどうでしょうか。超絶短い話なのにきちんと事件が解決されるのがすごい。ただがっつり長編好きな私には若干物足りなくも感じたので次は又長編かな。長編で読んでいた時は暗い話ばかりだったのでちょっと苦手だったライツヴィルものに何故かほっこりきた。デイキン署長が結構好きなのです。2026/01/02
紫陽花
13
名探偵エラリー・クイーンを主人公としたショートショート18編。「七月の雪つぶて」は再読。殺人以外の事件もあり、一作品10〜20頁程度で読める面白い短編集でした。中には長編シリーズでお馴染みのライツヴィルを舞台とした作品や「読者への挑戦状」を仕掛けた作品も収録。お気に入りは会社の相続によって起きた殺人事件「運転席」、評判が悪い青年の強盗罪の無実を証明出来るか「ライツヴィルの盗賊」、大麻顧客リストが記載されている台帳をギャングの目をすり抜けて届ける「黒い台帳」です。2026/01/13
さぼてん
11
案外面白かったな。派手ではないけど、どの短編もクオリティがぶれてない気がする。お気に入りは黒い台帳、タイムズスクエアの魔女、七月の雪つぶて。どれも長編では見られないエラリーの活躍ぶりだった。絶体絶命になるのは楽しい。2021/10/09
ホームズ
11
エラリー・クイーンの短編集。ちょっと日本人には分かりにくい内容もあったけど全体的には楽しめた(笑)短くってサクサク読めてしまう感じ(笑)ライツヴィル物も2編あったし(笑)ただ短編だったらニッキーを登場させてくれても良かったかな(笑)2010/09/11
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