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内容説明
誰もが人生や恋愛に苦しみ、無力感や寂しさに押しつぶされそうになる青春時代。そんなくじけそうになった心に、たったひと言の言葉が、人生を切り開く情熱を吹き込んでくれることがある。 本書は悩み多き20代の若者たちに、著者の若き日々を支えた古今の名言・名句を紹介。そして、自らの体験に基づいて、将来の不安からあなたを解き放つメッセージを贈る。 「決心する前に完全に見通しをつけようとするものは決心することはできない」「自分のことは考えるな。ただ自分の仕事のことだけを考えよ」など、歴史上の英雄ばかりではなく、無名の人の言葉にさえ、一生を力強く生き抜く生命の力が込められているのである。 著者自身も、浪人生活を送ったり、失恋を経験したり、ほろ苦い青春の苦難を味わっている。また、大学教授という立場から、多くの若者たちの悩みに真っ正面から向き合ってきた。そんな著者が語る、強い自分をつくるための青春のバイブル。
目次
第1章 逆境をのり切る言葉―運命の苦しさに挫けそうな人へ
第2章 生き甲斐を創造する言葉―人生の虚しさに絶望する人へ
第3章 迷いをたち切る言葉―生きる指針を見失いそうな人へ
第4章 信念を生み出す言葉―自分に自信を失いそうな人へ
第5章 明日を切り開く言葉―幸福をわが手でつかみたい人へ
第6章 勇気を目覚めさせる言葉―青春の悩みに苦しむ人へ
第7章 情熱を掘り起こす言葉―無力な自分を投げ出したくなる人へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
外道丸
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他人から見れば何の悩みもないような人でも、必ずその人の立場に立てば悩みはあるものなのだ。なぜなら悩みの原因とは自己執着だからだ。自我防衛こそ悩みの原因なのだ。自己執着のない人間などいない。したがって悩みのない人間などいないのだ。ちがいは、いつまでも自己執着にとらわれて悩み続けるか、しだいに自己執着を捨てていって覚悟をしてくるか、ということなのだ。2013/01/16
る
0
どの人生にもそれなりに苦しみや障害がある。人間の偉大さとは、それに負けないで、頑張っていること。着物を着て、ああ美しい、そういうようになるためには、もう少し毎日を必死になって生きることだ。全てに覚悟せよ!もう、思いわずらうのはやめろ!なるようになる。すべてがなるようになる。ただ人間はそれさえを愛しさえすればよいのだ。心配事のある人生、心配事のない人生、などというのはない。ただあるのは覚悟だけだ。この人生は、その時期に克服しなければならない困難を持っている。自己の運命を担う勇気を持つもののみが英雄である。2022/09/23