内容説明
ついこの間まで、神秘のベールに包まれていたヨーロッの身分高い姫君たちの生活。どんなベッドで寝ていたのか。はたまた、どんな風に愛を語り合ったのか。興味のつきない姫君たちの恋愛、結婚、夜の生活、社交、グルメなど、秘められた私生活の数々を明かします。妻の浮気のおさめ方、殴り合いもあった中世の結婚式、貴婦人同士の決闘など、知られざるエピソードが満載。中世の習俗、こぼれ話もいっぱいの大好評姫君シリーズ第3弾です。
目次
1 いつの時代も、男と女(「ウエディング」の語源をたずねてみれば… 古代バビロニアでは、不倫が見つかると“溺死刑” 古代では当たり前の“花嫁オークション” ほか)
2 美食家たちのテーブルをめぐって(グラスの中で溶けたクレオパトラの真珠 ギリシア人はワインの水割りを飲んでいた!? 財産を食いつぶして自殺した美食家アピキウス ほか)
3 ヨーロッパ人たちの「生活と意見」(騎士道に花を添えた「宮廷愛」 高貴な面々の四月バカ傑作選 西洋の騎士は日本の武士とまるで違った生活をしていた ほか)
4 人の集まるところ掟あり(古代世界の珍法律 古代ローマでは財産と奴隷の数で長者番付がつくられた 皇帝は金持ちに罪を着せて財産を没収 ほか)
5 粒よりのヨーロッパこぼれ話(100メートル以上の地上に浮かぶバビロンの空中庭園 ローマ帝国衰亡の原因はワインの飲みすぎだった 活版印刷の発明で書物がぐんと身近になった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
41
ルイ十四世の時代でも彼の食事は手づかみとかでビックリ…2021/09/16
双海(ふたみ)
14
初夜権って不思議・・・。2014/05/21
viola
3
非常~~に借りにくいタイトルですが、中身は至って普通の歴史読み物。桐生操ってえげつないエロも多いけれど、この本では寝室ネタはほんの1割というところ。古今東西、テーマのバラバラなので統一感はなし。参考文献も面白ネタの本が多いようで、どこまで専門書に当たったのかは定かではないので、信憑性には疑いがありますが・・・読んでて面白いことは事実。2013/01/16
あや
2
タイトルはアレだが、寝室ネタだけではなく各時代・各国の生活全般についての雑学が語られている。中世以前の食事の様子はいつ読んでも壮絶。2024/08/21
きっこ
2
*話のネタになりそうな小話が中心。おもしろい話もあるし、香辛料の話はもっと詳しく調べてみようかと思ってる。が・・・えげつない話もあり。書名のような寝室ネタは少ない。2011/07/06
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