内容説明
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学校やカルチャーで、テキスト利用に最適と大好評のハンディ版『源氏物語』。原文・注・現代語訳が同一見開きにおさまり、はじめて読む方でも無理なく読みとおせます。第7巻には、初音・胡蝶・蛍・常夏・篝火・野分を収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
117
この巻では「初音」「胡蝶」「「蛍」「常夏」「篝火」「野分」とまあ相変わらず男女の恋の話が多くは出てくるのですが題名にもある通り、結構季節感や景色を書いた部分がありそこのところはやはり日本文学のすばらしさというものを感じました。2017/06/04
花宴
7
初音~野分まで収録。光源氏36歳。養女の玉鬘に懸想し、よからぬ行動をとってしきりに彼女を困惑させます。自分の妻にしたのでは気の毒なことになるという事をよく理解している源氏は、玉鬘に言い寄る男達を観察して、翻弄して……あれ?遊んでる?選ぶ気ある?という感じで(^^;…源氏の行動をまた悪い癖が出たな!と評したらいいのか、理性的に振る舞えるようになったね!と評したらいいのか判断に迷います(笑)そんな中、息子の夕霧視点が大人びてきて、侮れなくなってるということを光源氏知るべし。御簾に耳あり几帳に目あり。2017/04/13