痛快 世界の冒険文学<br> 神秘島物語

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痛快 世界の冒険文学
神秘島物語

  • ISBN:9784062680066

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内容説明

南北戦争下のアメリカ・リッチモンド市から、嵐の吹きあれる夜、気球に乗って脱出した5人の男たち。強風にもまれ、気球が流されたところは、絶海の無人島だった。もてる科学知識と行動力を駆使し、彼らの生きのびるためのたたかいがはじまった……。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

18
ベルヌの本は、たいてい読んだつもりだったけど、本書は読んでなかったので挑戦。かなりジュブナイルされているけど面白かったです。サバイバル物はいいです。キャプテンフュチャーでも、何もない惑星で宇宙船を作って脱出するという話があったなあ。漂流でも主人公たちは何もないところ(木も生えてない)で船を作って、鳥島をあとにしたなあ。今回は、脱出の方法は違ったけど、どきどきしたなあ。2019/10/29

七月せら

17
時は南北戦争時代、身ひとつで無人島にたどり着いた5人の男達の冒険と開拓は大変に胸踊る物語でした。それぞれが持つ豊富な知識や技術を最大限に活かして、ゼロの大自然から1つ1つ科学を作り上げていく力強さ。世界地図にも乗っていない未知の島の様々な場所を探検し、初めての名前を付けていく勇敢さ。時折まるで彼らに味方するように差し伸べられる、計り知れない神秘の力の不思議な存在感。どれもこれも最大級の感動と驚きがぎゅっと詰まっていました。かの有名な「海底二万哩」と合わせてぜひとも読みたい1冊です。2019/04/16

そのじつ

8
「十五少年漂流記」のおとな版的おはなし。自活の力がハンパない。コレってこうやって作るのか〜!という感嘆の嵐でワクワクする。そして予備知識なしで本を読むことの重要さを思い知った。少年少女諸君、レビューとか読まないでまず読んでくれ!ぜったい面白いから!2014/08/03

shiro

2
サバイバル孤島物は大好きだけど、なぜか昔から読む気がしなかった神秘の島を、佐藤さとるさんが訳しているということで張りきって読み始めた。今まで読んだ孤島物とはだいぶ違う。主人公たちの知識と技術レベルが段違い。孤島物は何もない状況からいかに文明レベルをあげるかという点が面白いところだと思うんだけど、チートレベルで上がりすぎてる。少なくとも、鉄やガラスはおろかニトログリセリンまで作る遭難者は今までいなかった。その作成過程も詳細でとても面白い。神秘の人は、あの人以外の誰であっても興醒めしただろうなと思う。2014/06/22

かおぽん

2
子どもの頃、児童書で読んだのを思い出し懐かしくなった。 久しぶりに手にとったのは、挿絵を手がけた澤田 賢氏にお目にかかる機会があったから。読み物としても面白かったが、繊細なタッチで描かれた挿絵にワクワクした。2013/05/12

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