白泉社文庫 なんて素敵にジャパネスク 4巻

著者名：山内直実【著】/氷室冴子【原】

白泉社（2015/02発売）

• ISBN：9784592882343

内容説明

帝への復讐をやめさせようとする瑠璃姫に吉野君が託した言葉は、大皇の宮の妹姫の失踪事件を指していた。それはまた、吉野君が院の御落胤であることを暗示する言葉でもあった。吉野君を救うために瑠璃姫が走る!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[マッピー]

吉野の君編終了。終了？もう出てこない？ついに帝に手を掛けようとした吉野の君だが高彬に切り付けられ、捉えられてしまう。吉野の君の罪は罪として、生きながらえてほしい瑠璃姫は命を賭して吉野の君を逃がす。また吉野で相まみえることを願って。番外編として、高彬視点のその後の話も収録。婚約者もその弟である親友も直情径行で、尻拭いはいつも高彬って、苦労が絶えないわねえ。

2021/06/13

[みなみ]

図書館本。原作2巻の完結。このあたりの展開になると、瑠璃は毎回泣いているなあ……かわいそう。そして高彬のカッコよさよ。高彬がいいやつすぎて、時々、なぜ彼は瑠璃を？と思ってしまうが、吉野君を命がけで助けに行っちゃう瑠璃のまっすぐさがいいんだよね。初期の頼りなさげな年下の雰囲気はどこへ（笑）これはベルばらのアンドレのよーなもん？（男キャラへのヒロインの思い入れが増してくるとだんだんハンサムになるのだ！）番外編も掲載されて守弥も登場しました。ジャパネスク・ミステリーではクールだった守弥なのに次巻ではww

2023/05/19

[ごま]

子を想う心と、利を求める思惑によって図らずも歪められた一人の道。別れ際あえて再会の約束を口にしなかったのはこれからを悟ったからなのか。ほんのわずかでも別れ際に、希望やあたたかさ優しさが彼の身を包んでいたことを祈る。

2011/02/01

[花]

瑠璃ちゃんが雪深い吉野で氷襲の衣を着るところは、何度読んでも美しい場面です。

2011/07/23

[あじつけ]

吉野君…‼︎高彬もよい。【あらすじ】帝への復讐をやめさせようとする瑠璃姫に吉野君が託した言葉は、大皇の宮の妹姫の失踪事件を指していた。それはまた、吉野君が院の御落胤であることを暗示する言葉でもあった。吉野君を救うために瑠璃姫が走る…高彬のジャパネスク・ミステリーの巻、付録・コミック版資料集「なんて素敵にジャパネスクのできるまで:その弐」プロットまとめ・ページ割・資料・ネーム作成◯

2025/01/29