内容説明
巨大化する日本に危惧を抱き、牽制を繰り返す米国。太平洋の二大シーパワー激突の瞬間は刻一刻と迫っていた。昭和一七年四月、戦爆連合約百機が、黎明を衝いて真珠湾に突撃するが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラヤ３
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現場における情報の錯綜と判断のむずかしさがよくわかる。電探が利用され始めたが、運用も手探り状態という技術・運用の進歩具合がよく考慮されている。2017/10/22
maddroid02
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谷甲州先生の『急進真珠湾の蹉跌』、いよいよ日米開戦。史実とは違って米国からの宣戦布告で始まる。日本は南方作戦を開始するがこれが周到に待ち構えていた米軍によってうまくいかないという話。それが蹉跌かと。海軍はしばしば索敵でしくじるというのを無線とレーダーでリカバーできるかが見所。2023/11/26
