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内容説明
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『不思議の国のアリス』にも登場する謎の絶滅鳥ドードー鳥。タカ少年の家に昔からあったはく製がそのドードー鳥で、珍品名品のコレクターから身を隠すために何百年もはく製でいたという。しかも命の恩人であるはずのタカを勝手に小間使いよばわりし、おしゃべりで臆病で大げさでいばりんぼうでどうしようもない。タカはこのドードー3世のためにやはり魔法で何百年も隠れている許嫁ドドピスドドを探すハメとなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
31
タカ、あっさりベルギーに行けるなんてうらやましいぞ。2012/09/01
くみ
15
剥製の魔法が解けたドードー鳥と家族のドタバタ。シリアスになるかと思いきやタカの家族のマイペースにほっとします。しかし中にはドキッとする描写も。いつも甘えた目をすると大抵許してもらえたタカが、ドードー鳥の小間使いのお役だけは免除されなかった時、いつもの手が通用しなかったときのショック。そして自分の甘えが通用しない苛立ちからドドを責めてしまう、、そして後悔。。柏葉さんの厳しさがありました。2020/06/24
shiho♪
14
高図書本。ドードーと言えば、『わけあって絶滅しました。』(ダイヤモンド社)で「のろますぎて絶滅」とかいてあったので、このお話に出てくるドードーもノンビリさんで、ほのぼのしたお話なのかなぁと思ってましたが、そこはさすがの柏葉さん、想像の斜め上を行くクセ強なドードーでした。 常に上から目線、守られるべき特別な存在と思っているドードー。こんな鳥がペットだったら振り回されっぱなしで嫌だなぁ。 剥製だと思っていたドードーでしたが、ガラスケースが割れた途端、生き返ります。ドードーを狙うコレクターも現れて…。楽しいお話2021/04/02
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
8
亡き祖父のドードー鳥が剥製だと思っていたら、ケースが割れたら魔法がとけて生きていたところから物語が始まります。ドードー鳥がちょっと憎たらしいキャラでしたが、展開があれよあれよという間に変わって楽しめました。2016/01/11
がる
6
柏葉さん作品2作目。 「つづきの図書館」でも思ったのだけれど、話の展開が早いなー。児童書なんだから、あたりまえか~。 かわいいお話だったけど、ちょっと物足りない感。 「つづきの図書館」がおもしろすぎたからかな(^_^;)2011/09/26