内容説明
本書では、電荷間に働くクーロンの法則から出発し、電場と磁場の基礎と、これらの類似点と相違点を明らかにする。電場と磁場の相互作用を学ぶなかで、マックスウェル方程式の意味が理解できるような構成をとった。自由空間、すなわち真空中におけるマックスウェルの方程式を解くことで、電磁波(光)が、電場と磁場が交互に振動しながら進行していく波であるという本質についても、理解がえられるようにした。
目次
第1章 電荷とクーロンの法則
第2章 電位と電気力線
第3章 ガウスの法則
第4章 導体
第5章 コンデンサ
第6章 誘電体
第7章 電流
第8章 静磁場
第9章 磁性体
第10章 磁場と電流
第11章 電磁場とベクトル解析
第12章 変動する電磁場
第13章 電磁波
著者等紹介
村上雅人[ムラカミマサト]
1955年、岩手県盛岡市生まれ。東京大学工学部金属材料工学科卒、同大学工学系大学院博士課程修了。工学博士。超電導工学研究所第一および第三研究部長を経て、2003年4月から芝浦工業大学教授。2008年4月同副学長、2011年4月より同学長。1972年米国カリフォルニア州数学コンテスト準グランプリ、World Congress Superconductivity Award of Excellence、日経BP技術賞、岩手日報文化賞ほか多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
- The New Life