角川文庫<br> 魔女たちのたそがれ

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角川文庫
魔女たちのたそがれ

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784041497364

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内容説明

津田は小さな雑貨の卸売会社に勤める28歳の独身男性。今日は、15人の社員のうち5人が休みで、目のまわるような忙しさだ。奇妙な電話は、そのさなかに掛かってきた。「助けて……殺される」あの声は、幼なじみの依子。確か山の中の小さな町で小学校の教師をしている筈なのに……。閉鎖された町で連続して起こる、動機不明の殺人事件。狂気、憎悪、蔑視、混乱の果てに隠された恐るべき事実と結末。意外な犯人の素顔は?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

69
「助けて…殺される」山の中の小学校で教師をしている筈の依子から津田に掛かってきた奇妙な電話。閉鎖された町での動機不明な連続殺人。意外な犯人の素顔は?角川ホラー文庫なのでジャンルを意識して読んだ。しかし、この本の場合は一見普通のミステリーっぽく展開して実は…という内容だったので、ホラーと知らず読んだ方が驚きがあったのかも。とはいえ人口の少ない田舎の人間関係は不気味でサスペンスがある。「谷」と呼ばれる一角の住人との対立があるのが徐々に見えてくるのも謎めいていた。ぶった切ったようなラストだったので続編を読もう。2023/08/27

はらぺこ

35
あっという間に読み終わった。続編があるようなので、そちらも読んでみたい。2016/08/08

coco夏ko10角

20
田舎の小さな町で小学校教師をしている依子がひどい状態で発見される、そこで何があったのか警察に語っていくことで明らかになるその町のこと…。町の空気、誰なら信じられるのか、いなくなった人は…。なんだかドキドキしてあっという間に読んだ。最後駆け足すぎる!と思ったら続編あるのね、絶対読むぞ。2022/05/14

伊瀬有佐

20
【図書館借本】お気に入り読書家さんに勧められて。/町の住人みんなが顔見知り、そんな中に都会からやってきた小学校教師、村八分に遭った一族、町に潜む謎……。これだけ要素が詰まってて事件が起こらない方がおかしい。……最後の最後で、何が本当のことか判らなくなったんだが。「長い眠り」を読めば判るんだろうか。と言うわけで、「長い眠り」へ。/これ、サウンドノベルでゲーム化してるんですね。2011/02/19

ヒラソル

19
何度目かの再読。たまにふと読みたくなる。だいたいの展開は覚えてるけど、細かいとこ忘れてた。最後もちょっと間違えてた。いずれにしろ、相変わらずの面白さ。ゾクゾクする感じと結末でのインパクトが当時まだ読書をあまりしていなかっただけに凄かった。読書それなりにしてきた今でも、それはやはり変わらない。次郎は凄い。次郎未読者意外といるんだけど、これ読ませたいなぁ。すぐ読めるし、それなりのカタルシスを得られると思う。2017/07/19

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