香子〈3〉―紫式部物語

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

香子〈3〉―紫式部物語

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年02月17日 08時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569854533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大河ドラマで話題の「紫式部」と「源氏物語」を描く、帚木文学の最高傑作、第3弾!
一条天皇の中宮であり、藤原道長の娘・彰子に仕える香子(紫式部)は、道長から彰子への進講を依頼される。彰子に白楽天の『新楽府』を手ほどきしながらも、香子は自身が物語を生み出すことについての思索を深める。さらに彰子が懐妊、皇子出産と、道長一家の権力が増していく中、香子が紡ぎ出す『源氏物語』は「少女」~「上若菜」の帖に進み、「玉鬘」十帖や女三宮降嫁など、光源氏の華々しい世界を描き出していく。

内容説明

宮仕えに物憂さを抱きつつ魂を削り執筆を―。道長一家が勢力を増すなか、物語では光源氏が栄華を極め…。

著者等紹介

帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年、福岡県生まれ。医学博士。精神科医。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。93年に『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、95年に『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、97年に『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年に『水神』で新田次郎文学賞、11年に『ソルハ』で小学館児童出版文化賞、12年に『蠅の帝国』『蛍の航跡』の「軍医たちの黙示録」二部作で日本医療小説大賞、13年に『日御子』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年に『守教』で吉川英治文学賞および中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

172
昨日の第一巻に続いて、第三巻、漸く順番通りとなりました。著者のペンネーム「帚木」が「源氏物語」に由来しているとおり、著者の「源氏物語」に対する思い入れには凄まじいものがあり、頁数も増大(一巻:461頁⇒二巻:506頁⇒三巻:507頁 第四巻も増量)しています。続いて第四巻へ。 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85453-32024/04/04

Sato19601027

65
藤原道長と彰子中宮の物語が分かると、この紫式部物語が断然面白くなる。彰子中宮の女房として出仕し始めた紫式部は、藤原道長から中宮への進講と出産記録係を命じられる。そんな忙しい中でも「源氏物語」は忘れない。物語の一番の理解者は、親友の女房小少将の君だ。我々読者は、小少将の君と紫式部の会話を補助に「源氏物語」を深く理解する。三巻で書かれるのは、「少女」から「上若菜」の帖。源氏の君が33歳から40歳までの物語だ。六条院大邸宅の落成、夕顔の遺児・玉鬘の登場、葵の上との子・夕霧の結婚、そして准太上天皇へ。栄華の極み。2024/04/13

くろにゃんこ

30
返却日ギリギリで読んだので疲れた💦香子に日記を書かせるために関係を持つの!?光源氏にしても見下したような言い方が気に障る。30代となり人を動かす源氏。玉鬘にしても手段として使われ、この時代の女性の生き難さに辛くなる。次の4巻がもうここにあるのだが、読み始めるパワーがない😓2024/06/10

NORI

27
源氏物語部分は21帖少女~34帖上若菜まで。香子が中宮彰子に仕える。つまり紫式部日記を下敷きにしたエピソードが散りばめられる。3巻は、ほぼ源氏物語+紫式部日記。日記のあの部分だなぁと分かって、2巻よりは面白かった。が、紫式部日記を読んだことがないと、細かいエピソードだらけで、香子自身の人生が大きく動くわけでもなく、逆に退屈に感じてしまう恐れも。 また、紫式部周辺の系図が添付されているが、源氏物語の方の人物相関図はないため、初めて源氏物語に触れた方は、既に訳分からなくなっているのではないかと心配になる。2024/07/09

えも

18
ようやく3巻を読み終えました。紫式部と源氏物語と、2本の物語が交互に進むせいなのか、和歌の解説が随所に入るからなのか、とにかく読むのに時間がかかります。物語自体には興味があるものの、あと2巻あると思うと、どうも4巻に手が伸びません。2024/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21726253
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。