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内容説明
低価格と徹底した顧客サービスで急成長したサウスウエスト航空の強さの秘密とは?
サウスウエスト航空は、1971年の参入から驚異的な成長を遂げ、全米最高の評価を得ています。とくに注目を集めているのが、おふざけにも見える型破りの企業文化――「パーサーが仮装して乗務する」といった社員の日常的な行動から、「経営方針の起案より、社内パーティーの企画に時間をかける」「顧客は二の次、従業員が第一」と言い切るなど、経営戦略・企業理念のレベルまで首尾一貫している――の存在。
本書は、矛盾しているように見えるこうした特徴が、明確な基本理念とリーダーシップによって必然的に導き出されたものであることを豊富なエピソードで描きます。
目次
とっぴな発想決めるのはあなただ
ゴリアテとダビデの対決―飛び立つための戦い
激化する戦い―競争がもたらした変革
一匹狼の登場―サウスウエスト航空の個性
厳しい制約の中で―目標を明確に利益を追求
「プロフェッショナル」はお断り―資質を採用し、能力を育てる
官僚主義をぶっ飛ばせ―謙虚に考え、素早く動け
経営者の立場で行動する―疑問を持ち、結果を考える
熱狂的な学習―いつもフレッシュに伸び伸びと
失敗を恐れるな―創造性豊かに発想を転換〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
12
一人ひとりの生まれ持ってきた個性を最大限に生かし型破りで誰もやらない事をやり、人と人を繋ぐ団結心と喜びユーモア笑いこそが全ての人の人生を豊かにするオーケストラの様な集団。仕事の事は教えれるけど一人ひとりが持って生まれたユーモアを取り入れ育て官僚主義を排除し無駄を省き謙虚に考え仕事に自信を持たす事で物事を複雑にせず簡素化していく。一人ひとりが個性とユーモア溢れる楽器を弾くことで、観客を笑いの世界に導き指揮者は演奏者のユーモアと笑いを大きく評価することでユーモア溢れる指揮者が内部で育っていく。2014/12/14
kit45104
6
名著と言われているのに、なぜかこれまで読んでいなかった(汗)。1997年初版なので、掲載されている写真などを見るとかなり古臭さを感じるが、内容の本質は色褪せていない。サウスウエスト航空の破天荒な経営は、既成のビジョンにとらわれず顧客を徹底的に楽しませ、従業員と作り出す社内文化を最大の財産にする点にある。一見、クレージーで変わり者にすら見える経営陣と熱狂的な従業員が、競合他社を圧倒する業績を上げていることがその正しさの証明なのだろう。2015/07/17
だんぶる
4
社員を信頼する。みんながみんなに奉仕する精神が大事。「航空業界にたまたま身をおいた顧客サービス組織」この言い方が社員の方向性を示しているように思えた。うちにも応用する‼2016/03/24
hapim
4
元気になる本。けど、重複している内容が多かった気が。もう少しシンプルにできたんじゃ。。?2009/05/26
まめタンク
3
2019年314冊目。25年近く前の本ですが、これはビジネス書の名著です。現実経営、社員は家族。全ての座席は一律で座席指定なし、9.11の同時多発テロを含めて40年近く黒地経営を続ける航空会社の物語。ビジョナリーカンパニー4でも取り上げれていますが、まったく色あせる事ありません。2019/12/12